みなさんこんにちは。放射線技師の横山です。

今回から、「MRIってなーに?」というタイトルで全10回にわたりMRIについて、
なるべく簡単に誰でもわかるように解説・説明していきたいと思います。

第1回のテーマは、ずばり!「MRIってなーに?」です。

MRI画像18点 008


●MRIとは

MRIとは、以下の頭文字の略称であり正式には、

Magnetic Resonance Imaging マグネティック レゾナンス イメージング

日本語に訳すと

核磁気共鳴画像 かくじききょうめいがぞう

のことです。

名前を聞くだけでは何のことか想像がつきませんね。

すごく簡単にいうと、大きく強力な磁石の磁場と電波の力を使って、身体のあらゆる
断面図や造影剤を使わず血管像を撮影できる装置のことです。

ちなみにこの装置、放射線を照射するわけではないので、放射線技師でなくても撮影できます。
なかには臨床検査技師さんがされているところもあるそうです。


●MRIとMRAのちがい

たまに質問をいただくので説明します。

質「MRIとMRAはちがうんですか?」 答「はい、ちがいます。」

MRIは「Magnetic Resonance Imaging」の略で、
MRAは「Magnetic Resonance Angiography(アンギオグラフィ)」の略です。

Imagingは画像のことで、Angiographyは血管撮像法のことです。
MRI検査では撮像方法が何種類かあり、そのうちの1つがAngiography血管撮像法なのです。

MRA

MRAngiographyの画像


●MRIの種類

MRIは大きく次の2種類に分けられます。ドーム型とオープンです。
それぞれの特徴を簡単に説明すると、

ドーム型は高磁場の超電導の磁石が使われ、オープン型は低磁場の永久磁石が使われています。

ドーム型は大学病院等の大きな病院にあるMRIのイメージをしていただき、音が大きく
ドーム型なので狭いですが、撮像時間は短いのが特徴です。

永久型はその逆の特徴になり、音は超電導型に比べ小さく、オープン型なので開放感がありますが撮像時間は長くなります。

ちなみに、当院では永久磁石型のオープン型MRIを導入しています。

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当院のオープン型MRI 日立ヘルスケア社製 AIRISⅡconfort


●まとめ

・MRIは磁石と電波の力を使って身体の断面を撮影する装置のこと

・MRAは撮像方法の一種で、血管撮像法のこと

・MRIにはドーム型とオープン型の2種類がある

いかがだったでしょうか?
すごく簡単にですがMRIについて説明させていただきました。

次回のテーマは「オープン型MRIの特徴を詳しく」です。